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ABC DX Tech Internship 2024 参加者募集中!ぜひご応募ください!

2023-10-12

広報

ABC DX Tech Internship 2023 Summerはなぜ成功したか

インターン人材募集広報

ABC DX Tech Internship 2023 Summer 実施レポート

はじめに

朝日放送グループホールディングスでは、2023年8月から9月にかけて、就業体験を伴う専門活用型インターンシップ「ABC DX Tech Internship」を実施しました。(参考: 「ABCGHD初の技術長期インターンシップ今夏開催!参加者募集中!」 の記事)

 

実施結果ですが、結論から言うとタイトルにあるとおり成功でした。

今回はその振り返りと実施までにやったことについてまとめてみます。

 

調査

まず、今回の取り組みは全く新しい取り組みとなるので、とにかく調査に時間を割きました。

今回私たちが求めているのはITを活かした仕事に就きたい方達なので、IT企業の人事の方や技術採用系ベンチャー企業のイベント等への参加を積極的に行いました。

私自身、かつて複数のIT企業でインターンを長期に亘り実施していたことで当時の人脈をあたることが出来たことも良かったように思います。

学生が求めているような就業体験の形を探り、当社で提供出来る就業体験をどのようにしてそこによせていくかの検討を重ねました。

 

浮き彫りになる課題

そういった調査を行う中で、当社の課題として 「IT系の学生から見て何を出来るかのイメージがつかない」 というフィードバックを得ることも出来ました。

朝日放送グループホールディングスでは、WEBアプリ開発、ネットワーク、データ基盤構築〜分析など、様々な内容をトレンドに沿った技術スタックを用いて扱っていますが、どうしても「放送」という言葉がついていることもあり、そういった 「ITのスキルを活用できる」という認識はまだまだ学生の皆さんに広がっていません。

 

端的に言うと、「何やってるかわからない」のですよね。

 

実際は、放送・配信に関するものだけでなくグループ内のECや展示場等様々な特徴を有する業態に対してデータを扱ったり研究開発を行うことができます。また、それはつまり、様々なビジネスの知識も並行して得ることが出来るということでもあります。

そして、必要に応じて海外も含めたカンファレンスに出席することで最新の技術スタックに関する知識をキャッチアップしています。

今回のインターンシップの目的はこのような当社の魅力を学生の皆さんに知っていただくこと、そう考えて準備しました。

(もちろん、このTech Blogも当社の魅力を知っていただくためのものです。)

 

実施内容

今回は3名の参加者を受け入れて実施しました。

 

3名それぞれの参加レポートは既にこのTech Blog内に投稿されています。

 

3名とも、開始前はPythonでの分析は授業や研究等で使いつつも、SQLについては触れたことがある程度、といったスキルレベルでしたが、初週は講義をして足並みを揃えるなどの工夫を行ったこともあり、実質的な作業時間は2週間程度でグングン成長しとても質の高いアウトプットを出していただきました。

また、なかなか学生個人では触る機会がないようなGoogle Cloudを用いての分析を体験していただくことで、それぞれにとって良い体験となったのではないかと思います。

 

活用したツール

ここからは実際に活用したツールについて紹介していきます。

 

Notion

タスク管理、情報共有や日報にはNotionを活用しました! DX_Tech_Internship_2023-10-05_16-48-43

参加者は全員Notion初めて…だったそうですが、皆さんバッチリ使いこなせていました👍

(これが、若さか…)

 

Notionを使うことで、その日の感想やタスク、課題感もハッキリ掴めてスムーズに進行できました。こちらからのTipsもNotionであわせて提供しました。

 

Slack

チャットツールはSlackを使いました。

以前作成したLLMによるabciee AIもフル活用して貰いました! Image_2023-10-05_17-15-39

皆さん質問の仕方がとても上手で、我々としてもLLMの使い方の知見を溜めることができました。

これからの時代はこういったスキルも必要ですね。

 

その他各種ツール

インターンシップでは社員としての就業体験が肝なので、Google Workspace等の基本的なツールは全て社員同等で整えるようにしました。

ハード面でも、最新のMacBook Air + ウルトラワイドモニタを作業環境としてそれぞれに一式ずつ用意しました! Untitled

 

フィードバックでも参加した全員から環境についてソフト・ハードの両面においてとても満足したとの評価をいただきました🎉

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。「なぜ成功したか」と少し煽り気味のタイトルでしたが、実際参加者のレポートからもわかる通り、学生の皆さんにも非常に満足していただけたと思いますし、私たちとしても質の高いアウトプットを短期間で出していただけたこと、またそのための枠組みが確立できたことは非常に価値のあるものでした。

 

朝日放送グループにはIT人材の活躍出来る職場があります。使う技術も決してレガシーなものでなく、可能な限り最新のスキルセットを使って組み上げられる環境があります。

そこに一つだけ条件があるとすれば、 「自分から動いていけること」 です。自分がやりたいことが明確にあれば、それのために必要なサポートや環境は用意されています。エンジニアとして働く上で十分に魅力的な環境だと思います。

 

来年もインターンシップを実施したいと考えており、我こそは!と思う方の挑戦をお待ちしています。そしてもちろん、就職を検討されている方もぜひ我々朝日放送グループで働くことを視野に入れてみていただけると幸いです。

(現状では、新卒として我々朝日放送グループホールディングス DX・メディアデザイン局で働くためには朝日放送テレビに就職し、出向という形が近道となります。なお、朝日放送グループホールディングスでは、キャリア採用を随時行っています。)

 

優秀な方と一緒に働ける日を楽しみにしています!

 


この記事の著者

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伴 拓也

朝日放送グループホールディングス株式会社 DX・メディアデザイン局 デジタル・メディアチーム

アプリケーションからインフラ、ネットワーク、データエンジニアリングまで幅広い守備範囲が売り。最近はデータ基盤の構築まわりに力を入れて取り組む。 主な実績として、M-1グランプリ敗者復活戦投票システムのマルチクラウド化等。