充実したインターンシップを終えて
自己紹介
大阪大学大学院情報科学研究科の修士1年の新木直人です。
大学ではデータ生成を、大学院ではベイズ推論や強化学習を用いた人間の意思決定モデリングを研究しています。
技術的な面では、授業や研究で、PythonやCに触れており、Web開発などでバックエンドやフロントエンド開発経験がありました。これらの経験を土台として、インターンシップではより実践的なスキルを身につけたいと考えていました。
インターン参加のきっかけ
夏インターンを探していく中で、意識していたことがいくつかありました。
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Web開発やデータ分析のスキルを実践的に磨きたい
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それらの仕事への適性を確かめたい
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コンテンツやサービスの提供に関わってみたい
そんな中、元々テレビが好きだったこともあり、まさにこれらを体現している放送業界に興味を持っていたところ、偶然 「ABC DX Tech Blog」 を発見しました!😳
インターンシップの記事から伝わる、豊富な実務課題や長い期間で技術を学びながら、ABCで働くことを体感したいと思い、応募しました!
インターンで取り組んだ内容
扱ったタスクについて
今回、私が取り組んだタスクは 「AI実況システム」 です。
簡単にいうと、AIが人間の行動に対して、面白く実況してくれるシステムです。
取り組んだ内容について
今回はGeminiという生成AIをシステムの中に組み込んで、実況システムを構築しました!
体験の流れは、AIがユニークなお題を渡し、体験者はそのお題に沿った絵を描きます。その絵の映像を画像として、AIに渡すことによって、面白い実況をしてくれます!
写真の①~④の流れを1つずつ部品として、Pythonでモジュール単位の開発を行いました!
①や④の部分に、Gemini API や Google Cloud を組み込んで、実況の文章や実況の音声を生成するようにしました。
この一連の流れを実装することができ、社員の皆さんの前でも実際に 「宇宙人とトーストを分けているペンギン」 というタイトルで面白く実況している様子をお見せすることができました。
インターンの感想
「ABCで働ける!」というワクワク感や、 「現場の技術を知りたい」 という思いを胸に、このインターンシップに参加しました。実際にインターンシップを通して、一番の収穫は、自分が将来どんな仕事をしたいのか、その解像度が格段に上がったことです。
技術面では、メンターの方々の圧倒的な技術力と視座の高さに、日々刺激を受けました。コードの書き方だけでなく、課題解決に向き合う姿勢そのものを学ばせていただきました。
また、丁寧なフィードバックを通じて、自身の強みと今後の課題を客観的に見つめ直す、大変貴重な機会となりました。
おわりに
学びがたくさんある中でも、楽しく充実したインターンシップでした!
楽しい社員さん、インターンシップに共に参加したメンバー、そして、このインターンシップに出会えて、とても良かったと思います!
インターンシップをやり遂げた達成感と同時にもう終わってしまうのかという寂しい気持ちもありますが、ここでの経験をこれから待ち構える社会人生活に、そして、人生に活かしていこうと思います!
みなさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。最高でした。
これ余談なんですけど、、、
福島には美味しいご飯がたくさんありました。そういう意味では、横にも成長できるかもしれません。
そんな美味しいご飯をエネルギーに、必死に課題に取り組んだ帰り道、沈む夕日を見ながら「俺、頑張ってるな」と噛み締めたりもしました。
最高の経験と、福島で得た(かもしれない)数キロの体重を、これからの糧にして頑張ります!