オンリーワンの転生ストーリー、ここに誕生 🎉
皆さんは、生まれ変われるとしたら、どんな世界で何になりたいですか?
もし、違う世界を生きる自分の姿を覗きみることができたなら…少し覗いてみたくありませんか?
DXフェスにて『異世界転生』を展示!
昨年のエンタメ研究『名言の降る会議室』に続き、今回は画像、ナレーション、音楽、空間演出などの生成に生成AIをフル活用した展示『異世界転生』を出展しました!
※ DXフェスについてはこちら、昨年のエンタメ展示『名言の降る会議室』についてはこちらの記事をご参照ください。
『異世界転生』は、もし自分が〇〇に生まれ変わったらどんな姿でどんなことをしているのか、 インプットした自分の情報を元に生成AIが描くストーリーを動画にし、空間演出とともに楽しむことができる エンタメ展示です。
森の中に突如現れた異世界への門…少しダークで不気味だけど、つい覗いてみたくなる 👀
そんな世界観にこだわりました!
『異世界転生』への入り口
全体構成
※ ABChat (えびちゃっと) についてはこちらの記事をご参照ください。
簡単なプロフィールを入力後、4問の性格診断に回答し、顔写真を撮影すれば準備完了!
転生したいキャラクターを選択 or 手入力して「転生」をクリックするだけで、自動的に シナリオ生成 → 画像生成 → 画像上の顔の置き換え が行われ、そこに ナレーション音声、効果音、BGM、字幕、タイトルロール、エンドロール がついた状態の1分前後の動画が完成します。
事前入力画面
今回の展示では、少しでも生成時間を短縮するために、効果音・BGMはリアルタイム生成ではなく、事前に生成AIで生成した音にタグづけを行い、ストーリーの展開・雰囲気に合わせてマッチングを行いました。
(それでも、特に画像生成部分に時間がかかり、最短でも動画完成まで10〜15分程度かかりました。)
また、会場では、 ライトのカラーや風の演出タイミング も生成AIで創り出し、空間演出も合わせてお楽しみいただきました。
体験会場の様子
体験の様子
体験場所に入りきらず、立ち見のお客さんの姿も!
ストーリーには、事前に回答いただいた性格診断の結果や趣味の要素がふんだんに盛り込まれているので、
異世界にいてもどこか自分のような…よく知る顔なのに知らない人のような…🤔
自分も知らない自分の姿・行動を第三者の目線で見ている、という不思議な状況に皆さん大爆笑!!
キャスター・アイドル・パイロット・忍者・ギャルなど、本当になってみたかった職業・姿を選ぶ方もいれば、現実世界の枠を超えて、魔法戦士・鳥人間・透明人間などに生まれ変わる方もいらっしゃったり、転生したいキャラクターも人それぞれ!
中には、猿の惑星や火星など、星を超えて移住する方も 🚀
年代・性別・時空を超えた幅広いテーマで、異世界を体験いただきました!
まとめ
『異世界転生』は、2024年5月頃から4名のチームでアイディア出しや開発を開始しました。
初期の段階からこのアイディアで走り始めたわけではなく、技術調査・プロトタイプ作成などを通じて紆余曲折を経た結果、現在の形にたどり着きました。
体験いただく方々の反応含め不安もありましたが、DXフェスでは100名以上の方に楽しんでいただくことができ、本当に良かったです!!
現状は、生成した画像を紙芝居のように繋ぎ合わせることで動画にしていますが、動画生成AIの進化も目まぐるしく、異世界の自分が動く姿を生成できる日もすぐそこなのではないかと思います。
生成AIは常に著作権の問題とも隣り合わせで、活用にあたっては難しい一面があるのも事実ですが、上手く取り入れることで、想像できないようなエンタメを創り出すことが可能になるはずです!
これからも色々な方に新技術を活用しながら、ワクワクを届けられたらと思います 😆