クラウドコストの分析を AI にお任せ
前回記事に引き続き、New Relic MCPを使っていきたいと思います 💪
New Relicでは、Cloud Cost Intelligence というクラウドコスト最適化(FinOps)のための機能が昨年追加されまして、コストデータも扱えるようになっています。
自分の部署では、主にAWSとGoogle Cloudを使用していますので、AWS親アカウントおよびGoogle Cloud請求先アカウントから、コストデータをNew Relicに連携しています。
今回は、クラウドコストデータをAIに分析させるべく、再びシステムを構築してみました!
今回構築したシステム
アーキテクチャはこんな感じになります。もちろん今回のシステムも、クラウドコスト節約を意識して完全サーバーレスで構築しています 💰

現在は、月初に定期実行させて、前月分のコストデータを分析させています。
処理の流れとしては、AWS/Google Cloudそれぞれについて
-
全アカウント/プロジェクトの概要取得して、削減の余地のあるTOP5を選出(Phase 1)
-
各アカウント/プロジェクトについて、コスト状況を詳細分析(Phase 2 × N)
-
各分析結果を集約し、Slackに通知(Phase 3)
といった形で、Claude API のレート制限に抵触しないように、複数Lambda関数をStepFunctionsで順次実行しております。(レート制限やMCP接続タイムアウトまわりの対応が地味に大変でした💦)
また、New Relic MCP Server と連携にあたっては、Claude API の MCP Connector ベータ機能を使用しています。
コスト削減提案の様子
Slack Appをアラート通知先のチャンネルに追加すれば、月初の第一営業日に通知されるようにしています。
👇 AWSについて

(長いので省略)
👇 Google Cloudについて

(長いので省略)
先月分のコストデータを対象として、コスト削減が推奨される項目と想定金額をAIが列挙してくれています。
ちなみに、EC2インスタンス単位だったりのリソース毎のコストデータも、クラウドサービスのデフォルトのコンソール画面だと見れなかったりしますが、↓ のように分析してくれるのが嬉しいポイントです!

まとめ
New Relic MCPを使って、クラウドコストの削減提案をするシステムを実装してみました。
最近はクラウドのアカウントの数もどんどん増えてきていますし、自分もこまめにクラウドコストを確認するほどマメではないので、設定ミスを含めコスト削減の余地があるアーキテクチャに気づきやすくなったのは良かったと思います。
一体これからコストをどれだけ削減できるのか…楽しみです 💰
