概要
おは朝パーク2025にて出展した「おはパスポート」において、私は撮影アプリの開発を担当しました!
全体概要はこちら 👉 おは朝パークで出展!「おはパスポート」の全容
本記事では、撮影ブース側のシステム設計のポイントや当日の様子をご紹介します。
撮影アプリに求められた要件
今回の撮影アプリには、以下の要件がありました
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お客様の写真を撮影しAIイラストを作成する
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名前の再入力、写真の再撮影ができる
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同時に複数のブースで同時使用できる
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トラブル時に迅速に復旧できる
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イベント会場の弱いネットワークにも対応
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お客様をお待たせしない
中でも特に重要だったのは、お客様をお待たせしないことと、トラブル時の対応を用意することでした。
システム設計のポイント
1. スタンドアロンアプリとローカルファイル共有で障害対策
いちばん気を遣ったのはトラブルをどう回避するかということ。
障害がないように開発するのはもちろんですが、もし障害が起こった場合も影響範囲をなるべく小規模にとどめ、復帰も容易になるよう下記2点を採用しました。
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スタンドアロン設計
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撮影アプリは基本的に単体で動作
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DBへの連携はログやフラグ管理のみ
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ローカルファイル共有
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撮影ブースからお渡しブースへの画像受け渡しは、ローカルファイル共有を使用
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もし撮影PCが故障しても、データは共有フォルダPCに保存されているので、簡単に置き換えが可能
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各端末へのアプリの配布は、Next.jsでビルドしたアプリをzip化し、batファイルを実行するだけで環境構築からアプリの立ち上げまで完了するようにしました。
2. AI画像生成の揺れ対策とフェイルオーバー
AIでのイラスト生成ではどうしても意図しないレスポンスが返ってくることがあります。
出来上がったイラストを確認してから、再作成を行っているとどうしても待ち時間が長くなってしまうので、今回は1回のリクエストで並行して3つのイラストを作成することにしました。
費用はかかってしまいますが、不備のあるイラストをお客様に見せないだけでなく、より可愛いイラストを選択することができるようになりました。
また画像生成AIについては、2社のサービスを用意しました:
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A社のAPI 2つ(メイン、予備)
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B社のAPI 1つ
それぞれで「おきたくん風のかわいいイラスト」になるよう、プロンプトとパラメータを事前に調整。万が一メインAPIが使えなくなっても、即座に切り替えられる体制を整えました。
3. AI生成中の待ち時間をどう楽しませるか

例年、お子様も多くご来場いただくおは朝パーク。
AIでのイラスト生成にかかる80秒ほどの待ち時間も退屈しないようユーザー側の画面にもこだわりました。
画面にロケットを飛ばしたり、生成中は動画を流すなどで楽しい雰囲気を演出しました。
その結果、生成中も動画に合わせてテーマソングを歌ってくれたりとブース自体もとても盛り上がりました。
当日の結果
結果として予定していた枚数をすべてお渡しすることができました!
撮影アプリが倒れると何もできなくなるので、運用初めはかなり緊張しました。
今回のイベントを通じて、
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お客様向けシステムの開発は、社内システムとは求められる品質が異なる
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UI/UXは、エンドユーザー(スタッフ)の視点で何度も見直すべき
という二点を痛感し、とても良い経験になりました。
CES2026でも見つけたAI×イベント体験

2026年1月にラスベガスで開催されたCES2026を視察した際、おはパスポートと似たコンセプトの展示を多く目にしました。
様々なブースで、AIを活用したパーソナルノベルティの作成が行われていました。
展示ブースの客寄せとしても一定の効果があり、世界的にもこうした「AI×体験型コンテンツ」のトレンドが広がっていることを実感しました。
社内DXイベントでも展示

先日行ったABCグループ社内向けのイベントでも展示を行いました。
システム的には色々なイベントに対応できるように開発をしているため、今後も活用が広がっていきそうです!
まとめ
「おはパスポート」の撮影アプリ開発を通じて、お客様向けシステムの設計・実装・運用の一連の流れを経験できました。
特に、実際にお客様が笑顔で楽しんでいる様子を目の前で見られたことは貴重な経験になりました。
今後も、新しい技術とエンタメを掛け合わせて、多くの方に笑顔を届けられるシステムを作っていきたいと思います!
